(Leaf Visual Novel Series vol.2) "KIZUATO" Another Side Story

「痕〜終りから始る物語〜」

わるあ書き

Written by -->MURAKUMO AMENO HOME PAGE -->SEIRYU-OU KYUUDEN

Original Works "KIZUATO" Copyright 1996 Leaf/Aquaplus co. allrights reserved


 どうも、もの書き専業のKちゃんこと雨野村雲(あめのむらくも)です。私の愚作はい
 かがでしたでしょうか。

「おっなかなかOKじゃん」と思われた方、ありがとうございます。私の小説が貴方の何
 かを揺さぶる事が出来た幸運に感謝いたします。
「けっ!何だこの自己満足小説は!」と思われた方、申し訳ございません。筆者もよりい
 っそうの精進を心がけていますので、平にご容赦を…
 そんな感じで、何の気無しに書き始めたこの小説も気がついてみるとこの長さ!やはり
 私の初音ちゃん好き好きパワーの暴走はとどまる所を知らないようです。

 さて、当の小説と「痕」についてですが。

 初音好き好きの私ですが、痕の四姉妹の中でだれが一番耕一とお似合いなのかと言うと
 ・・・やっぱり楓ちゃんだと思うんですね。
 千鶴さんや梓や初音ちゃんと違い、楓ちゃんにとって耕一の「替わり」はいない訳であ
 って、輪廻の記憶を振り切る事の出来ない楓ちゃんが幸せになるには「耕一=次郎衛門
 と結ばれる」しか選択肢が無いんですよね・・・う〜む。俺が耕一でも楓ちゃんを選んじ
 まうよなぁ・・・
 BUT
 初音ちゃんはいい娘です。
 自分が姉の替わりだと知りつつも次郎衛門の事をけなげに想い続け、転生した後でも「
 あのね、エディフェルは楓・・・」と告げそうになってしまう、真っ直ぐで素直な娘です。
 そんな初音ちゃんだから、ひょっとしたら耕一と相思相愛になった後も楓ちゃんの胸中
 を察してしまい、素直に喜ぶ事が出来なくなってしまうかもしれません。
 楓ちゃんはきっとそれを祝福するでしょうが、その心の痛みは初音ちゃんにも伝わって
 しまうかも・・・
 そう考えた時、私は思いました。
 「初音ちゃんに、ベストパートナーを作ってやりたい!」と・・・
 そしてその相手にエルクゥ側唯一の男にして次郎衛門のライバルと言う、うってつけの
 立場を持つ鬼の長・・・ダリエリに白羽の矢がたった訳です。
 ちなみに、
 この小説の中のダリエリはかなり早い段階でヨークから離れ、一旦死を迎えています。
 その後数回の輪廻を繰り返し、人間に転生した姿が楠木裕也な訳です。(憑依霊とかの
 たぐいではありません。)

 補足小説を書いたおかげで私の胸のつかえもほぼ無くなり、私の中で初音ちゃんは楠木
 裕也と幸せな関係になってくれました。
 後は、これを読んでくれた人にこの気持ちが伝わるかどうかですが・・・前述したとおり、
 私は文才のある方ではないので正直言って不安です・・・心、届いたでしょうか?
 届かなかった方に、ごめんなさい。
 届いた方に、ありがとう。
 そして誰かに届いたならば、私はこう言ってほくそ笑むでしょう。
 「・・・・・・届いた」(殴)

 とにかく、
 小説の行間からうじゅるうじゅるとにじみ出る、私の熱意が貴方の心にも届けば、私に
 とってこれ以上の幸福はありません・・・てなわけで、ご意見、ご希望、ご感想のたぐい、
 すっごくお待ちしております。
 それでは、また会える日を祈りつつ・・・


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