(Leaf Visual Novel Series vol.3) "To Heart"Another side story

メカ耳少女の居る風景

第十六話
『忠犬元帥』の巻

Written by -->MURAKUMO AMENO HOME PAGE -->SEIRYU-OU KYUUDEN

Original Works "To Heart" Copyright 1997 Leaf/Aquaplus co. allrights reserved


 この小説は、販売・株式会社アクア、企画・制作・リーフのウィンドウズ95用ヴィジ  ュアルノベル・ソフト「ToHeart」を基にした二次創作物であり、作中に使われる名称  は一部を除いてほぼフィクションです。  したがって、ゲームの公式設定・裏設定に準じた物語ではないために、誤解を招く場合  等がありますが、その場合はご容赦願います。  ちなみに、  この小説の中に出てくる少女たちと会いたいと思ってくれた方々には、つつしんで「探  せば会える」とだけ言っておきましょう。


平盛○○年1月4日(月)・天気・・・晴れ

 ぶろろろろろろろろろ・・・
ばしゃっ
 珍しく強い陽光のせいで中途半端に溶けた路面を、俺のジムニーが無造作に駆け抜ける。
「ちょっと溶けてますね・・・」
「下りる時とか、足元気を付けろよ。」
「はい、分かりました。」
 正月も三が日を過ぎると、街はいつも通りの雰囲気を見せはじめる。
 宴会とテレビとうたた寝に過ごした時間も終わりだ。
「・・・ふふっ」
「何ですか?」
「いや・・・初詣の時のお前を思いだしてな。」
「!は、はうぅ・・・」
 大晦日の深夜、リュースは自分の打った除夜の鐘の音に驚いて、後ろの石段から落ちそ
 うになった。
 間一髪、俺が抱き止めたから良かったようなものの・・・あれ以降、友人と会うたびに冷
 やかされる。
「大事にしてんだなぁ。」
 ・・・と。
「は、恥ずかしいです・・・」
「落ちそうになった事が?それとも、しばらく俺の腕から下りられなかった事がか?」
「・・・両方、です・・・」
 しゅん、と下を向く。
 全く・・・
ゴグンッ
 シフトを上げた左手を、そのままリュースのうなだれた頭にやる。
・・・ぽん
「?」
 顔を上げるリュース。
「気にするな。それに、抱きかかえてたおかげで・・・」
「・・・はい・・・?」
「みんなに気付かれずに・・・キス・・・できただろ?」
「!は、はい・・・」
 去年最後は・・・寺を出て神社へ向かう途中、皆の目を盗んで。
 今年最初は、帰った後のベッドの中で。
 だが、今年に入ってからの回数は・・・もう覚えてない。
「さ、今日も楽しもうぜ。」
「はいっ!」
ザシュッ!
 足元の雪を蹴り、派手な音を立てて車は本屋の駐車場へと入った。


               # # #


 「ご主人さま、これなんてどうです?」
「『瀬賀と磐梯の確執解明』!?・・・お前、こんな本買ってどうするつもりだ?」
 探す本がちゃんとある場合でも、大きな本屋に来たら、色々と見てまわりたくなるのは
 当然だろう。
 もともと好奇心旺盛なリュースが、この意見に賛同しない訳が無い。
「もっと役に立ちそうな本か、面白そうな本を探してみろよ。」
「役立ちそうな本ですか・・・はい!分かりました!!」
とてててててて
 嬉々として『実用書』の棚に向かうリュースを、俺は複雑な気持ちで見つめていた。
「・・・何を見つけて来る気だ、あいつ・・・」

 数分後、

とてててててて
「ご主人さまーっ」
 ゲーム雑誌を立ち読む俺の元に駆けて来るリュース。その右手には、何やら変わった装
 丁の本を抱えていた。
「おう、リュース。」
「この『夜の生活を楽しむ100の方法』なんて、どうで・・・」
がばっ
 こいつの口を押さえるより早く、周囲の責めるような視線が俺達に向く。
「な、何つー本を持って来るんだお前は!!」
 物陰にリュースを連れ込み、小声で怒鳴りつける。(我ながら器用だな)
「え?あの、な、何かまずかったでしょうか?」
「当たり前だ!」
「あの、この前ご主人さまが『夜になると店も閉まって、退屈だなぁ・・・』って言ってら
 したから・・・こんな本があったらいいかなぁって。」
 その心遣いは嬉しいんだが・・・違う。何か違う。
「・・・じゃあその本の内容を読んでみろ・・・」
「?はい。」
 本の中ほどを開き、読み始める。
「・・・・・・」
 頬が赤く染まり、
 顔全体が染まって、
「・・・・・・!・・・・・・」
ぷしゅーっ!
 頭頂部から蒸気が出るまで約1分。
「し、しゅぽ、しゅぽ、しゅっぽっぽ・・・」
 動揺のあまり、機関車仮面になったようだ。
「ご、ごしゅじんさま、このほん、も、もど、もどしてきまふぅ・・・」
「・・・そうしてくれ。」
「ふゃあぃ・・・」
ふらふらふらふら
 おぼつかない足取りで歩く様は、何とも頼りない。
「・・・ったく・・・おいリュース!俺は上のゲーセンに行くから、本買ったら上に来いよ!!」
「は、はぁい・・・あぅっ!」
 背中で手を振りながらコケそうになるリュース。
「本当に大丈夫かよ・・・」
 出来の悪い妹を持った気分って、こんなのかな・・・と思いながら俺は、ゲーム雑誌を手
 に取ってレジへと向かった。


               # # #


 ここの本屋は、二階がビデオレンタル屋とゲームセンターになっている。いつもは学生
 でごったがえしているこのゲーセンも、今日は珍しくすいていた。
 そのせいだろう、周囲のゲーム音もちょっと控えめだ。
「ごっ主人っさまっ♪」
「おう。」
 後ろから聞こえるリュースの声に応えながらも、俺の視線はゲームの画面に向けられて
 いる。
「何か買ったか?」
「はい、『良く分かるC言語』と言う本を買いました。」
「・・・そうか・・・」
 実用的なのか趣味なのか・・・
「・・・このゲームは、何ですか?」
 画面を覗き込みながら、リュースが尋ねて来る。
「ん?まぁ一言で言って、『巨大ロボット対戦格闘』ってやつかな。」
「ロボット格闘?」
 俺が今ハマっているこれは、縦横無尽に動く巨大ロボットが鋼鉄の拳で殴り合う・・・そ
 んな対戦格闘ゲームだ。
「この赤と青のロボットが、ご主人さまの自キャラですね。」
 すんなりとマニアな用語を使いこなすな。
「ああ、このロボットにはちょっとしたギミックがあって・・・おや?」
ざーっ
 画面一面にノイズが走ったかと思うと、
 「番組の途中ですが・・・」
 と言う台詞が入る。
「ご主人さま!ハッキングです!」
「違う!!」
 これは、対戦相手がコンピューターから人間に変わった事を示す演出だ。
どさっ
 反対側の筐体に、誰かが座ったかのような音がした。
「・・・さぁて、と・・・楽しもうか・・・」
パキッパキキッ
 指を鳴らして、相手がどんな人間か見極めるためにレバーを握る。
 一定パターンのみで戦う人間と戦ったって、何も面白くない。いや、血が通っていない
 だけコンピュータと戦う方がよっぽどましだ。
 今、俺が戦う相手は・・・誰だろう。
 システムルーチンに頼る「兵士」か。
 戦いを楽しむ「戦士」か、それとも・・・熱い血を持つ「闘士」か。
ビキィン!
 勇ましいキャラクター決定音。それを聞いて画面を見た俺は、相手の選んだロボットが
 俺と同じである事に気がついた。
 2Pカラーの緑とオレンジに彩られたロボットが雄々しく立っている。
「条件は同じ・・・って訳か。」
 それなりにこだわりを持って選んだロボットだけに、同じロボットを選ぶと言うだけで
 何となく親近感を抱いてしまう。
 だから、
 なおさら同じ思いで戦いに臨んでいる事を願ってしまう。
「ご主人さま!がんばってくださいっ!!」
 周囲のゲーム音を一瞬かき消すほどの大声。
ぐっ
 握りこぶしを軽く掲げる。
「ああ、分かってる・・・」
「はいっ!」
「だから耳元で怒鳴るのはよせ!!」
「あ、す、すみません。」
 画面の中では、ちょうど戦闘前の演出が終った所だ。
 「ゲットレディ・・・ゴー!!」
「いくぜぇ!!」


               # # #


 「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ・・・」
「お疲れ様でした、ご主人さま。」
「おう、さんきゅ。」
 対戦台の前に座ったまま、リュースが差し出してくれた缶ジュースを一気にあおる。
 瞬間、
 俺の胸を言いようの無い不気味な感覚が襲う。
「・・・・・・しるこ、か・・・・・・」
「やっぱり疲れた時は甘いものですよね。」
「しかも・・・ホット・・・・・・」
「冬ですから。」
 平然と答えるこいつに、開いた缶を差し出す。
「お代わりですか?」
「・・・冷たいお茶・・・頼む・・・」
「はいっ!」
 嬉々として自動販売機に走るリュースを見ながら、俺はこの感覚をどう言って伝えてや
 ろうかと考えていた。

 対戦戦績は、5戦2勝3敗。
 堅実な攻めの中に時々奇襲を混ぜる戦法に押されていた俺だが、
「こうなったら・・・暴れまくってやらぁ!」
 と腹をくくってからは一転、体力の続く限りロボットを暴れさせて、豪快な攻めで後半
 二回の連続勝ちを奪った。
 ・・・まぁ、そのおかげで直後のコンピューター戦に負けてしまったのだけれど・・・

「体力が・・・もたん・・・」
 残り少ない体力も、小豆のつぶつぶと共に胃の奥に沈んで行くようだった。
「いや、さすがは雨ちゃんだね。後半は全然勝てなかったよ〜」
「・・・はぁ?」
 胸に渦巻くしるこの残滓にこらえながら顔を上げると、そこには明るい笑顔をたたえた
 眼鏡の青年が立っていた。
「兄貴じゃないすか・・・じゃあ、今のは・・・」
「だって、あのロボット使うのなんて、俺と雨ちゃんぐらいのもんじゃない。」
「あ、そうか。使用率低いからなぁ・・・」
「おっかしいなぁ〜あんなに燃えるロボットなのにな〜」
 兄貴。
 こう書くと怪しい人物のようだが、本人は熱血物と葉山音楽が好きな、至って普通な人
 物・・・の、はずである。
 「はず」と言う理由は・・・
「あれ、今日は元帥と一緒じゃないの?」
 この人も、元帥の知り合いだからだ。
 『元帥の友人に普通の人は居ない』と言うのは、俺の体験に基づく偏見に他ならない。
「いや、今日はリュースと一緒に・・・」
「リュースって誰?」
「あ、そうか。兄貴には紹介してなかったな。」
 ふと、自販機の方を見ると・・・
「あれ?」
 リュースが・・・いない。
「ご主人さまぁ〜」
 ゲーセンの出入り口から、聞きなれた声が聞こえる。
とてててててて
「ったく、どこ行ってたんだよ。」
「す、すみません。そこで私と同タイプの人を見たような気がして・・・あれ?ご主人さま、
 こちらのお方は・・・」
 横で驚いたような目をしている兄貴を見やるリュース。
「そうそう、今紹介しようと思ってたんだ。兄貴、こいつがリュースですよ。」
「始めまして、私リュースともうし・・・」
 リュースがぺこり、と頭を下げた瞬間・・・
「うっわぁーーーっ!!」
「きゃっ!」
「?な、何?」
 兄貴のいきなりの大声に、俺とリュースは思わず一歩下がってしまった。
「何、何、雨ちゃん、買ったの?メイドロボ!?これって来栖川製だよね、12型?元帥ん
 とこのゼロチと同じだ!あ、しっかも表情がある!!ってことは元帥経由だね、へぇ〜す
 っごいねぇ〜」
「あ、あの、あのぅ・・・」
 らんらんと輝く兄貴の好奇心の目を受けながら、どうしていいか分からずおどおどする
 リュース。
「ど、どうしましょう、ご主人さま・・・」
「・・・好きにさせてあげてくれ。」
 止める気にもなれん。
「実害は無いから、大丈夫だ。」
「そ、そんなぁ・・・」
「この制服ってあそこの高校のものだよねぇ、へぇ〜似合ってる似合ってる。うん、いい
 感じいい感じ。雨ちゃんの趣味がモロにでてるねぇ、いっやぁ・・・」

 五分経過

 「いや〜ほんっと良く出来てるねぇ!!可動箇所も多いし、造形も確かだし・・・超○金魂
 並みだな!」
「・・・ウン百万のメイドロボを超合○扱いかい・・・」
 基準が分からん人だ。
「いいねぇ、メイドロボ。俺も一台欲しいなぁ。」
「新婚生活に支障が出ませんか?」
「大丈夫大丈夫、うちの嫁さんも分かってる人だから。」
「・・・そぅですかぁ?」
 まぁ、兄貴と結婚する人だから、只者だとは思わないけど・・・
「そ〜だなぁ〜元帥の所のメイドロボ、一台ぐらいまわしてくれないかなぁ。」
「いや、俺も望んでまわしてもらった訳じゃないし・・・それに・・・」
 脳裏にキャンビーとセレブの顔が浮かぶ。
「・・・やめた方がいいですよ・・・」
「?なして?」
「いや、何となく・・・」
 言えない・・・
 残ってるのが『かなりすっとこ』と『かなりいい性格』の二台だけだなんて・・・
「と、とにかく兄貴!元帥に不用意な事は言わない方が良いです!!・・・さもないと・・・」
「さもないと?」
「『ひどい事』されますよ。」
しーん・・・
 その時、周囲は水を打ったように静かになった。
「あれっ?停電か?」
 店員のぼやきが聞こえる。
『ひどい事』
 それは、相手がハマりそうなマンガ、アニメ、ゲーム、声優、岩尾潤子、井上喜久子、
 丹下桜などをむりやり送り付け、相手の金銭と時間を自主的に(重要)逼迫させられると
 言う、恐ろしい技である。
 事実、俺も何度『ひどい事』をやられたか・・・
「『ひどい事』・・・」
「そう『ひどい事』・・・」
「はぁ、『ヒドラ那智』ですかぁ・・・」
「それは氷河に負けた青銅聖闘士(プロンズセイント)。」
 俺と兄貴の声が寸分の狂いも無く重なる。
 次の瞬間、周囲は再びゲーム音に包まれた。
「おかしいなぁ・・・何でブレーカーが・・・」
 俺達の後ろを通る店員が、納得出来ない、と言った表情で首をひねる。
「・・・ま、まぁ、そうだね。メイドロボを手に入れたとしても、維持費とかけっこうかか
 りそうだもんね〜」
「そうですよ!それに、兄貴はまだ新婚ホヤホヤなんだから、その生活を楽しまないと。」
「兄貴さんは新婚さんですかぁ・・・どうかお幸せに〜」
「いやいや、ありがとありがと。」
 不穏な空気を払拭するため、無理矢理温和な雰囲気を作り出す俺達。
「・・・じゃあ、俺もそろそろ行くかな・・・雨ちゃん、また闘ろう。」
「いいですよ、いつでも闘れますからね!俺は。」
 握り拳をかざして、再戦を誓う。
「楽しみだな。じゃあ、リュースちゃんも元気で。」
「はい!さようならぁ〜」
 去ってゆく兄貴の背中に手を振り続けるリュース。その横に立ちながら俺は、ある事を
 考えていた。
「・・・改めて考えてみると、キャンビーかセレブが俺の所にやって来るって言う可能性も・・・
 あった訳だよな・・・」
「?どうしました?」
「・・・いや。」
きゅっ
 とリュースの肩を抱き寄せる。
「俺は、運が良いな・・・って思ってな。」
「?」
 小首を傾げながら俺に寄りかかって来るリュースの体温と重みは、俺を何だかほっとし
 た気分にさせてくれる。
「さ、俺達も行こう。次は・・・ソフト屋でも回ってみるか。」
「はい。行きましょう!」
「何かいいHM用ソフトがあったら、買ってインストールしてやるからな。」
「・・・えへへ、ありがとうございますぅ・・・」
 そんな話をしながら幸せな気分で去って行く俺達の後ろで、ゲーセンの店員は電源の消
 えている筐体を相手に悩んでいた。
「あれぇ・・・こいつだけつかない・・・なんでだ?」
ばんっ
 筐体の横を叩くと、
「乱暴にしないでください。」
「うわぁっ!!」
 筐体が南央美の声で店員をとがめた。
「な、な、何が入ってるんだぁーっ!!」
 腰を抜かして驚く店員を尻目に、筐体は何かをつぶやく。
「・・・チェック終了。パーソナルデータ、確認・・・通称『兄貴』・・・」
 どうやら、兄貴に関しての情報を収集しているらしい。
「興味深い人物・・・速やかに移動を開始、追跡行動に移ります。」
たっ
 床を踏みしめる音がしたかと思うと、
がんっ
「うわっ」
 店員を驚かせるのに充分な激突音がした。
「・・・・・・」
 しばしの沈黙の後、
たっ
がんっ
 再び同じ音がした。
「・・・・・・」
 再び沈黙。
「・・・け、研究、結果・・・」
 筐体の中から、押し殺したかのような涙声が聞こえる。
「きょ、筐体は、段ボールと違って、移動には、む、向かないです・・・」
 そう言って、筐体は静かに泣き始めた。
 このゲーセンが潰れるその時まで、この筐体が「すすり泣く呪いの筐体」として語り継
 がれた理由の誕生である。


               # # #


 離れた駐車場。
 そこに止めてある車の中で、元帥はぼやいていた。
「おかしいねぇ〜セレブがまだ帰って来ないよ〜」
 後部座席には、マジックで「きょうたいのそこ」と書かれた真円形の鉄板が置かれてい
 る。
「遅いねぇ〜」
 元帥が「筐体は移動に向かない」事に気付いてセレブを迎えに行ったのは、今から3時
 間後の事になる。
「遅いよぉ〜」
 だから・・・気付けよ・・・



                              第十六話 END



次回予告・元帥
 雨ちゃんの所に、東京からの友達が来るんだってねぇ。何でも大河内君とか言う・・・え?
 ・・・その頃には確か・・・よしよし、じゃあ、みんなで出迎えに行かないとねぇ〜色々な趣
 向を凝らして出迎えてあげようねぇ〜ふっふっふっ・・・楽しみ楽しみ・・・
 次回、メカ耳少女の居る風景『最強!!元帥メイドロボ軍団』
 次回もこのアドレスで、ファイナルフュージョン承認!ってな感じ〜



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